第6回乙女心とパリの空
乙女心とパリの空
秋分の日がすぎても、インディアンサマー日和のパリです。
8月は雨で10月のような気温だったので、あきらめの夏を今取り戻しているような気分。
でも、お日さまの照る時間はどんどん短縮され、朝もゆっくり明るくなり秋を感じる涼しさです。
これがもうすぐ、朝の明るさがそのまま雲に覆われ1日中グレーな空のまま、さっと暗くなってしまう、「グリザイユ」と呼ばれるアンニュイなシーズンになってしまう…
この間、パリの某有名メゾンのモデリストのお友達とお茶した時、「お天気で気分が決まっちゃうの。太陽が照らないと鬱だわ…」と、彼女はふとつぶやいたのでした。
その気分、よくわかる。
日本は、「秋晴れ」があるからいいよねー。
パリの灰色、グリザイユの空からお日さまがちょっとでも顔をだすと、カフェのテラスには突如人が群がる。
寒くても、これからの季節にはテラスに暖房が入るから、太陽を甘受できるのです。
そんな時は、やっぱりおしゃれをしてカフェに座り、マンウォッチングしたり、逆に見られたりしたい。
乙女心とパリの空、おしゃれがこのふたつを繋ぐのです。
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