マリー・松井 PRESENTS パリパナ[PARIS PANACHE]

黄色から金色へ色付くパリ / 今週のパリ

・黄色から金色へ色付くパリ

フランスでは、気温に関係なく、カレンダー上で季節を区切ります。
春は春分の日から、夏は夏至から、秋は秋分の日から、そして冬は冬至から。
日本もそうですか。
だから今は秋なのですが、こんなに暖かい秋、いつ以来だろう?
ひょっとしてわたしの人生始まって以来かも。

10月は南仏で30℃近く気温が上がり、パリでも20℃を記録。気象台開設以来の記録を作ったのですが、11月に入ったとたん、真冬並みの寒さ。ブルブル震えていたら、また11月の最高気温を更新するほどの暖かさ。
からだがついていきません。

この気温差のせいか、パリの紅葉がいつになく美しい気がするのです。

紅葉した葉が落ちはじめると、その中から特にきれいな葉を拾い集めブーケを作るのが風流なパリ人の秋の楽しみ。
わたしも犬の散歩をしながら赤い葉、黄色い葉を集めては、来客に差し上げたり、お手紙に入れたりして、自己満足に浸っているのです。
パリは都会だけど、その都会の真中に意外にも、紅葉狩りのスポットがあるんですよ。

例えば、そう、あのルーヴル美術館からチュイルリー周辺。

葉の黄色が湿った空気でベルベットのような柔らかさも持ったかのように、きれいに街を飾っています。

そんな景色を眺めながら、ルーヴルのジャルダンを走り回るジャック・ラッセルのライカ家にボールを投げてます。

暖かいから散歩が楽。毎年今頃は完全防寒で散歩しているのですが。
あんまり暖かいから、ジャルダンのベンチで朝から寝そべっている犬の飼い主もいるくらい。

地面が紅葉の落ち葉で黄色い絨毯になるころには、ノエル(クリスマス)のイルミネーションで、 パリは金色になるのです。

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