第9回黄色から金色へ色付くパリ
靴をめぐる / Paris Mode パリ・モード
ブーツで決めなきゃパリジェンヌじゃない!、と言えるほど、ブーツが街を圧巻しています。特にスキニー流行りですから、ブーツだって履きやすい。流行りのショートコートとのバランスもよいしね。
ブーツと共に流行を歩むもうひとつの靴、プラットフォームのハイヒール。
流行は流行として、靴本来の形ならエレガントなスティレットが好き、という女性が多いのではと、ブーツを横目に考えていたら…
靴をめぐる、とても素敵な映像に遭遇しました。
場所は、パレロワイヤルの文化省のウィンドー(パレロワイヤルのジャルダンのヴァロワ側)。
フランスのお役所って粋なもので、6つの大きなウィンドーをアーティストやデザイナーにまかせているのです。
現在ここのウィンドーで、ヴィジュアル・サウンドアーティストのドミニク・モルロッティの短編フィルムのインスタレーションされています。
『グラディヴァ・ア・マリエンバード』というタイトルで、古代ギリシャの彫刻の足下からハイヒールの女性の足まで、時間と空間を重ねた不思議なフィルム。
映画ファンならお察しかもしれませんが、アラン・レネの不可解な名作『去年マリエンバードで』にインスピレーションを受けた作品。
実はこの『去年マリエンバードで』の衣装はガブリエル・シャネル、つまりココ・シャネルが担当し、ヒロインのデルフィン・セリングのシャネルを纏った姿を見ているだけでもいいほど。
ブーツから、いつの間にかシネマの話題になっちゃった。
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