日本でゴーフルと言えば、あの風月堂のゴーフルなのかな。
ヨーロッパのゴーフルは、風月堂のような薄焼きおせん
べいのようなのじゃなくて、ベルギーに代表されるようなワッフルのようなパティスリーです(ちなみに、わたしは
風月堂の大ファンです。あれはあれでとってもおいしい)。
が、しかし、たかがゴーフとあなどれないほど、結構なヴァリエーションがあるのです。
たかがプチ・デジュネ(朝
食)とかおやつに食べるアレでしょ、と言えないのもある。
それが今回ご紹介する、北フランスのリール市にあるパ
ティスリーの老舗メルトのゴーフルです。
メルトは1761年創業。いまだに支店もださず。リールに行かないと食べら れない、貴重な存在なのです。
ここのゴーフルは手のひらサイズの小判型。半ウェット。なぜって薄焼きゴーフルが、マダガスカル産ヴァニラいっ
ぱいのクリームをサンドしているから。
その贅沢な香りといったら、ティータイムを18世紀の優雅なサロンにタイム
バックさせてくれるほど。
そして充分な甘さもいい。
中途半端に甘いと、立派な香りが引き立たないものね。
こうし た嗅覚と味覚が高めあうお菓子は、貴族たちに愛されたのです が、あのド・ゴール将軍もこのゴーフルに目がなかったそう。わざわざゴーフルを買いにメルトまで車を走らせた逸話なども残っています。
わたしだってド・ゴール将軍 のようにパリからゴーフルを買いに使いを走らせたい、もしくはTGV(フランスの新幹線)で自らリールまで買いに 行ってもいい…
ま、そんなことができないから、左岸のデパート、ル・ボン・マルシェの食料品売場ラ・グランド
・エピスリー・ドゥ・パリまで、このゴーフルを求めにゆくのです。
またこれが品薄ときてるから、売り切れていた
時のショックは大きい。北フランスへの旅路じゃなくて、わたしの住む右岸からセーヌを越えただけなのですが。
本
当にリールまで行って、売り切れていたら、と思えば気休めになるか。
ゴーフルのお値段は、小さな小判型6枚入り1箱6ユーロ。この手のお菓子にしては法外な値段です。食べたらその味 に納得するけどね。
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