マリー・松井 PRESENTS パリパナ[PARIS PANACHE]

わたしをカンヌへ連れて行って! / SPECIAL CANNES カンヌ国際映画祭スペシャル

5月って仕事が手につかない、例え仕事をしていても、なーんか心ここにあらずって感じなのです。
五月病ってやつ ?
いやいや同じ心の病かもしれないけど、これってカンヌ病なのです。だってコートダジュールのカンヌでは12日 間にも渡り国際映画祭が開かれているんだもん!行きたーい!!

実は実は、この映画祭に「仕事」で行ったことがあるのです。しかもレポーターとして。顔のでない某日本国営ラジオのね。

以前ちょっとTVとかラジオの仕事もしていたのですが、この手の仕事って直前に「お願いねっ」てやってく るのが通常。
カンヌの仕事も、開催10日前に「行ってちょうだい」と言われ、真っ青・・・!!
だって半年以上も前からア クレディタション(取材許可証)を申請しなくてはいけない。

でもそこらへんは国営放送の強みでなんとかしてくれ ると思ったら、、、

「許可証はムリなので、個人で動ける範囲で取材してください」という返事。

おまけに宿泊ホテルも 見つからない。取れるのは飛行機の座席だけ。困った、と堅くなってしまったら、あることを思い出した!
ソルボン ヌ時代の友人の知り合いがカンヌの隣、アンティーブに住んでいると聞いたことがある。
よし!その友人に聞いてみ よう、と早速連絡をとったところ、「ウィ、アンティーブの知り合い夫婦に聞いてみるわ」と一挙に明るい展開へ。 そしてすぐアンティーブのご夫婦から、「どうぞ」と快諾していただき、飛行機に飛び乗りまずはニースへ向かった のでした。


アクサラそれにしてもアンティーブっていいところ。

巨匠、黒澤明の保養地だったというの もよくわかる。

そのご夫婦宅は丘にあり、窓からは紺碧の海が見えるし、しかも敷地にはプールまである。仕事って気分じゃなくて、これじゃーヴァ カンスだよ。こんな気分をぐっとこらえて、ご夫婦の車で30分、カンヌへ乗り込んだら、ここもまたヴァカンス地 (言う間でもないが)で全然仕事気分になれないよー。

映画祭会場のあるクロワゼット(三日月)海岸は、本当にそ のカタチをしていて、そこには超デラックスホテルが連立している。
この建物にはスターが宿泊しているのは当然の こと。ホテル入り口には、カメラマンや映画ファンが集っている。

青い海、青い空にこの野次馬たち_なんてステキ なのカンヌ映画祭って!!!たまらない!!!  
一生のうち、一度だけでもここに来させてくれた国営放送さん、 メルシーボクー!って大声で叫んじゃった。心の中でね。

で、仕事はというと、カンヌ開催直前の緊張感を中心にレポートすることになっていたので、会場準備風景やホテル 周辺や海岸の様子を必死にメモ。
そしてパルム・ドール(最優秀賞)を予想しなきゃならなかったので、コンペ作品 を研究するのですが、見られない作品がほとんどだったから、もう感を働かすしかない。
レポートは、アンティーブ のご夫婦宅と日本のスタジオを繋いで行われたのですが、最後の予想作品を発言するときは、ホント緊張しましたよ 。いろいろ悩んだ結果、ラース・フォン・トリエの『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を選んだのです。

予想は当た ったかって?
それは主演のビヨークに聞いてください。

2000年のカンヌ国際映画祭のパルム・ドールは "DANCER IN THE DARK" でした。

ところで今年はカンヌは60周年を迎えます。それを記念してシネママガジン"STUDIO" からインヴィテーションが届きました。

やったーカンヌに行けると思ったのは束の間。
パリ左岸のデパート、ボンマルシェでの写真展のオープ ニングの招待状だったのでした…

でもね、これにすらいつもの仕事が忙しくて出席できず…あーあ。

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